検査案内
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「24時間自由行動下血圧測定」について
   この検査は、24時間の血圧を定期的に自動で測定する装置「24時間血圧計(ABPM)」を
  装着していただき、日常生活の中で、どのように血圧が変化しているかを観ます。
   血圧の日内変動は、個人差が大きく、特に、日中の活動、睡眠中等の家庭血圧測定では、
  捉えられない血圧の変動を、ABPMによって、調べることが可能となりました。

   診察室や家庭での、血圧が大きく変動する方や、なかなか薬が効かない高血圧症の方、
  また、白衣高血圧が疑われる方、血圧の薬を飲んで、低血圧になる徴候が観られる方は、
  1度ご相談ください。

「頸動脈エコー」について

   当院で頸動脈超音波検査(頸動脈エコー)ができるようになりました。
   頸動脈を超音波で検査することで、動脈硬化の程度を知ることができます。
  頸動脈の動脈硬化度を検査することで、全身を走る同じくらいの太さの動脈
  (直径約10ミリの比較的太い動脈)の動脈硬化度の評価の指標にしようというのが、
  この検査の目的です。
   また、頸動脈に動脈硬化を認める症例は、高率に虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)や
  虚血性脳血管障害(脳梗塞や脳塞栓症など)を合併するといわれています。
  特に肥満・高血圧・糖尿病・高脂血症などを有している人は一度検査されてはどうでしょうか。

「血圧脈波検査装置(PWV/ABI)」について
   
  当院で、動脈硬化や血管年齢の測定ができるようになりました。
   この測定器により、動脈硬化を簡単に測定することができます。
  また、実年齢に対して「血管年齢」のおおよその数値が取得でき、
  動脈硬化予防の目標値として利用できます。
  また、生活習慣の改善の重要性も理解していただけるものと思います。
  特に肥満・高血圧・糖尿病・高脂血症などを有している人は一度検査されてはどうでしょうか。

「ホルター心電図検査」について

  心臓の動きを記録する検査です。日常の生活を送りながら、24時間の心電図の記録を撮り、
  異常があるかどうかを診ます。
  <注意事項>
   ・記録中はフタを開けたり、電極や誘導コードに不必要に触らない。
   ・防水ではないので、入浴やシャワーは行わない。
   ・ノイズの混入となるような、電気毛布やホットカーペットの使用は避ける。
   ・静電気の発生する衣類は着ない。
   ・イベントキーはむやみに押さず、押した時は「自覚症状」「状況」「時刻」等を
    なるべく詳しく行動記録カードに記入する。
   ・携帯電話の使用もなるべく避ける。
  以上の事をお守りいただけば、普通に生活をしていただきながら、記録を撮る事ができます。